サイトメガロウイルス感染症
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どんな病気?|サイトメガロウイルス感染症
聞きなれない名前のウイルス
聞きなれない名前のウイルスですが、ヘルペスウイルスの仲間で、症状が出ることは少ないです。
ただし、免疫力が低下するとさまざまな症状を起こします。
成人になると大多数の人が感染経験あり
日本人の場合、乳幼児期の感染率が高く、大多数の人が抗体を持っていて再感染することはありません。
しかし、ヘルペスのように再発することはあります。
健康な人は感染しても症状が出にくい
乳幼児期に感染していない人で、性的に活発な若い成人層に感染が多いとされていますが、
感染してもほとんど症状は出ません。
ただ、妊娠中に初めて感染しないように注意してください。
感染経路|サイトメガロウイルス感染症
先天性感染
胎内感染です。
妊娠中に母親が初めて感染して、それが胎盤を通して胎児に感染した場合に、
出産時に異常がある場合が1割程度あります。
後天性感染
サイトメガロウイルスは、感染者の体液(唾液、涙、母乳、尿、便、血液、腟液、精液など)に周期的に排出され、
これらの体液との密接な接触により感染します。 乳幼児期などに一度感染していれば再感染しません。
一度感染すると再感染はしませんが、体内にウイルスが存在するため免疫力が低下すると症状が出ることがあります。
症状について|サイトメガロウイルス感染症
男性、女性、ともに同じような症状が出ます。
主な症状
- ・伝染性単核球症
- サイトメガロウイルスが原因で伝染性単核球症を引き起こす場合もあります。(伝染性単核球症参照)
- ・倦怠感(だるさ)
- ・発熱
- ・のどの痛み
- ・首のリンパ節のはれ
- ・湿疹が出る
- ・肝臓や脾臓の拡大、肝機能異常など
免疫力が低下すると肺炎、網膜炎、 胃腸炎、脳炎などの症状が出ることもあります。免疫不全の人(血液透析者、がん患者、免疫抑制剤使用者、HIV感染者など)が発症すると症状が重くなり、死に至ることもあります。
予防・対処法・治療等|サイトメガロウイルス感染症
明らかに自覚症状がある場合は、医療機関で早期診断を行うことをおすすめします。
お時間がない方は、こちらの性病チェックの方法からご確認ください。