感染力の高いウイルスです
B型肝炎ウイルス(HBV)の感染が原因で起こる肝炎のことを、「B型肝炎」といいます。
肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなります。
急性肝炎として数ヵ月で治る場合もありますが、慢性化した場合は、肝硬変や肝臓癌へ進行することもあるので
気をつけないといけない病気です。
海外で感染するケースも多い
B型肝炎はアジア、アフリカで多くみられ、海外で感染して国内に持ち帰るケースが多いと考えられています。
性行為による感染が増えていますが、セックスパートナーの数が多いほど感染者が多いと言われています。
世界的に多い感染者数
全世界で見ると、B型肝炎ウイルスの持続感染者は3億5千万人、日本では130万人以上と推定されています。
日本の感染者の大半は母子感染によるものですが、
1986年より「HBV母子感染防止事業」として、妊婦検診における検査が実施された後は非常に少なくなっています。