どんな病気?|細菌性腟症
普段体内にいる菌が起こす炎症です
クラミジア、淋菌、トリコモナス、カンジダなどの特別の菌が原因ではなく、普段体内にいる菌が腟内で過剰に
繁殖し、炎症を起こす病気です。
セックスパートナーが多い人は注意!
セックスパートナーの多い人がかかりやすいとの報告もあります。
ただし、月経時や病気をした時など、免疫力が落ちた時にも起きやすく、
STD(性病)と決め付けることはできません。
無症状が多いけど実は危険
約半数が無症状ですが、妊娠している女性は治療が必要です。
流産や早産の原因とも言われています。
症状について|細菌性腟症
腟の炎症なので、女性だけの病気です。
主な症状
- ・おりもの
- 量は少なく、色は灰色でさらっとしています。悪臭をともなう場合もあります。しかし、約半数の人は症状を感じません。
妊娠している女性は要注意!
細菌性腟症にかかっていると、流産や早産の危険性が高まります。
絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)が起こり、
子宮口が柔らかくなり開いてきて、
その結果早産になるといわれています。
24~37週に早産する率は2.8倍、特に16週以内だと5.5倍高くなるとの報告があります。
予防・対処法・治療等|細菌性腟症
明らかに自覚症状がある場合は、医療機関で早期診断を行うことをおすすめします。
お時間がない方は、こちらの性病チェックの方法からご確認ください。